秋によくみられる疾患|(2)喘息
2008
気管支喘息は近年急速に増加しており,最近の累積有症率は成人で3.2%,小児で6.4%と報告されている.1990年代前半までは年間6,000人近くいた喘息死数も,治療ガイドライン導入やステロイド吸入薬などの治療薬の進歩により順調に減少しており,2004年の死亡者数は3,283人であった.しかし,高齢者が喘息死の3分の2を占めており,今後,高齢化の進行に伴い死亡数が増加する可能性があるため,その対策が必要である.
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