STUDY ON EVALUATION METHOD FOR PAINT FILM DETERIORATION OF STEEL BRIDGE WITH IMAGE PROCESSING TECHNOLOGY

1998 
一般に, 鋼橋塗装の塗り替え時期を判断する塗膜調査は目視観察を主体に行われているが, 塗装や塗料に関する知識や経験の有無によって評価に個人差が生じている. 本研究は, 画像処理技術を利用することにより, 塗膜劣化を定量的に評価することが可能と考え, 既存の画像処理手法の中から濃淡モフォロジィ処理を選び, 実橋の塗膜写真13620枚を対象に抽出試験を行い実用性の検討を行った. その結果, 塗膜劣化を撮影した写真からさび, 塗膜われ, 塗膜剥離等の欠陥群の占める劣化面積率及び粒径などの特徴量を算出し, 劣化度を定量的に評価できることを実証するとともに, 特徴量から求めた塗膜劣化度評価基準を用いて塗膜の塗り替え時期を推定する可能性を示した.
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