A case of advanced esophageal cancer in a chronic hemodialysis patient treated by mediastinoscopy and laparoscopy-assisted esophagectomy

1997 
維持透析患者の食道癌手術は侵襲が大きいと考えられるが, 今回我々は縦隔鏡, 腹腔鏡補助下食道抜去術を施行し, 良好な術後経過を得たので報告する.症例は59歳, 男性で, 透析歴は1年10か月, 原疾患は糖尿病. 下血, 嚥下困難を主訴として入院となり, 精査の結果, 食道胸部中部の進行食道癌と診断し, 食道抜去術を施行した. 手術用縦隔鏡を用い頸部から食道の剥離を行い, 腹腔側からは腹腔鏡補助下に剥離を行った.術中出血量は350mlと少なく, 本術式は維持透析患者に安全かつ侵襲の少ない食道癌術式と考えられた.
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