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Copolymerization of Styrene Oxide

1965 
スチレン(M1)とp-クロルおよびp-メチルスチレンオキシド(M2)との共重合をアルミニウムイソプロポキシド触媒( 配位アニオン) , ナトリウムフェノキシド触媒( アニオン) および三フッ化ホウ素エチルエーテル錯合体触媒(カチオン)の3 種の触媒を用いて検討した。得られた共重合のモノマー反応性比より,log1/r1とハメットの置換基定数σ との間には大略直線関係が成立し,その勾配は,アルミニウムイソプロポキシド触媒で+0.2,ナトリウムフェノキシド触媒で+1.0,三フッ化ホウ素エチルエーテル錯合体で-0.8となった。アルミニウムイソプロポキシド触媒による共重合で認められた小さな置換基効果は,配位アニオン触媒によるエポキシ化合物の重合が,金属原子上へのモノマーの配位の難易と, アルコラートアニオンの移動によるエポキシ環の開環速度の大小の両方によって支配されると考えると説明がつく。
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