新規な芳香族スルホン酸エステル誘導体、ポリアリーレン、スルホン酸基を有するポリアリーレンおよびその製造方法、ならびにプロトン伝導膜およびその製造方法

2002 
【課題】安全で、ポリマーへのスルホン酸基の導入量、位置の制御が容易なスルホン酸基を有するポリアリーレンの製造方法およびそれにより得られるスルホン酸基を有するポリアリーレン、該スルホン酸基を有するポリアリーレンの製造に用いられるポリアリーレンおよび新規な芳香族スルホン酸エステル誘導体を提供すること。上記スルホン酸基を有するポリアリーレンからなるプロトン伝導膜およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】芳香族スルホン酸エステル誘導体は下記式(1)で表される; 【化1】 (式中、Xはフッ素を除くハロゲン原子、−OSO 3 CH 3 、−OSO 3 CF 3 から選ばれる原子または基、Yは2価の有機基、Rは炭素原子数4〜20の炭化水素基) スルホン酸基を有するポリアリーレン重合体の製造方法は、式(1)で表される芳香族スルホン酸エステル誘導体を少なくとも含む芳香族化合物をカップリング重合し、得られたポリアリーレンを加水分解する。 【選択図】 なし
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