モラエスの「徳島」: グローバリズム考

2015 
ポルトガル人ヴェンセスラウ・デ・モラエスは,徳島で16年間過ごして没した。徳島の土地と人々を慈愛に満ちた目で描いた『徳島の盆踊り』は,100年前の徳島の姿を祖国ポルトガルに伝えている。異邦人としてモラエスが徳島をいかに眺めていたか,それを知ることがグローバリズムを迎えている現代において,我々に対し,異邦人の立場を理解する上で示唆するものを多く含んでいる。
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