大量の胸水,腹水,心膜水を初発徴候とした全身性エリテマトーデス(SLE)の1例
1996
症例は33歳女性.血清学的検査,腎生検で全身性エリテマトーデス(SLE)と診断.著明な胸水,腹水,心膜水を認めた.胸水,腹水中の抗核抗体が血清より高値であったことからSLEによる胸模炎,腹膜炎と考えた.プレドニゾロン投与により漿膜炎は速やかに改善し,補体も徐々に正常化した.大量の胸水,腹水,心膜水貯留を初発徴候としたSLE症例を経験したので報告する.
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