Pathergy Reaction in Sweet's Disease.

2001 
53歳,女性。1999年3月中旬,発熱,再発性口内炎,咽頭痛,関節痛出現。顔面と手背,下肢に境界鮮明な暗赤色,有痛性,浮腫性紅斑を認める。病理では血管周囲性に好中球を主体とする密な細胞浸潤が認められた。末梢血好中球増多,CRP上昇。針反応陽性,フィブリノーゲン高値,シアル酸高値が認められるものの,診断基準よりSweet病と診断。 Behcet病の診断は臨床症状に頼っているところが大きいが,最近の文献では,針反応がBehcet病に特異性が高いとしてあるものが多い。針反応を重視すると,今回の症例は,症状が足りなく,診断基準を満足していないものの,Sweet病にBehcet病を合併している可能性もある。Sweet病をみた場合は針反応にも注目すべきである。
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