5′-DFUR,Cisplatin療法,手術療法により術後10年以上無再発生存を得ている胃癌多発肝転移の1例

2004 
症例は36歳女性。1992年3月多発性の肝転移を伴う3型進行胃癌(低分化型腺癌)と診断された。5′-DFURCDDP 併用療法を4クール施行し原発巣はpartial response(PR)肝転移はcomplete response(CR)となったため胃全摘術(脾摘膵体尾部切除R 3 R-Y 縫合)を行った。術後さらに同化学療法を2クール追加した。術後10年以上を経過した現在も肝および局所の再発なくcancer freeの状態で健全な社会生活を行っている。
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