現代社会とうつ病(43)うつ病と睡眠

2014 
うつ病において不眠や過眠など睡眠の問題は頻度が高く,診断を行ううえで最も重要な身体症状の1つである.それだけでなく,不眠がうつ病のリスクになることも近年明らかになってきた.うつ病における不眠治療について研究が行われるようになり,不眠への積極的治療がうつ病改善に役立つことが明らかになってきた.こうした知見を背景に,睡眠への介入でうつ病発症を低下させようという試みが現在考えられている.ここでは,これらについて臨床的観点から紹介した.
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