The Efficient Management and Productivity of Operating Rooms—Data from Cancer Institute Hospital—

2009 
最近の医療制度改革により, 手術室の効率的運営が求められている. このためにはユーザーである外科系各科の要望分析が必要である. まず, 入院期間の分析 (入院後手術までの期間に無駄がないか?) , 待機患者数の月別変動, 入院待ち日数を各科別に分析する. 次に各科の手術枠使用の評価を行い, 手術枠配分の適正化を図る. また, 手術部への業務負担の大きな, 緊急手術や夜間・休日手術の時間, 内容の分析を行う. これらの情報をもとに, 麻酔科医は麻酔業務のみならず手術部の業務であるスケジューリングの適正化, スタッフの適正配置, 人員計画, そして薬剤師や臨床工学技士, 助手への業務の分業化, 手術件数の将来予測, ひいては手術室増設計画など, 広汎な仕事に積極的にかかわっていく必要がある. このように広い視野に立つことにより, 効率的な手術室運営が可能である.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []