Trip Activity of Earthquake victims between Shelters and their Homes at the Event of the Great Hanshin-Awaji Earthquake(PAPERS OF THE 15th SCIENTIFIC RESEARCH MEETING)

1996 
阪神・淡路大震災において, 被災者の多くは公園や学校等で避難生活を送ることを余儀なくされたが, その避難者は, 避難所と自宅との間で往復行動をとっていたことが予想される。本研究ではこの往復行動に着目することによって, 地震時に避難所として利用される公園の配置上の条件等を明らかにすることを目的に, 被災者に対してアンケート調査を行った。その結果,(1) 避難した人の85%が避難生活中に避難所と自宅との間を往復していたこと,(2) 避難所と自宅との所要時間が大きくなるほど, 往復の頻度が小さくなること,(3) 避難所から自宅の時間距離が15~20分以内であれば, 往復行動にあまり不満を感じないこと, などが明らかとなった。
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