シクロスポリンAによる HCV 増殖抑制
2004
我々は12 年前に,当初肝機能正常化のみを目標に,C型慢性肝炎難治例に肝炎鎮静化を目的にシクロスポリンAを導入した.臨床的には肝炎の鎮静化のみならず,明らかな抗ウイルス作用の増強が認められた.さらに近年の研究では,レプリコンシステムを用いた検討で,シクロスポリンAにHCV のRNA 複製を抑制する働きがあることが判明した.
- Correction
- Source
- Cite
- Save
- Machine Reading By IdeaReader
0
References
0
Citations
NaN
KQI