大気中1,1,1-トリクロロエタン,トリクロロエチレン,テトラクロロエチレンの低温濃縮/キャピラリーガスクロマトグラフィー/水素フレームイオン化検出法による連続自動測定
1989
低温濃縮法とキャピラリーGC(フレームイオン化検出器)の組み合わせによる自動分析システムにより環境大気中の1,1,1-トリクロロエタン,トリクロロエチレン,テトラクロロエチレンの連続測定を行った.本分析法によるこれらの3種のハロゲン化炭化水素に対する検出限界は約20pg(200mlの大気サンプルの場合,約20pptに相当する)と見積もられ,一般環境大気中濃度に対応できるものであった.筑波地区において約2週間,1~2時間ごとの連続測定を行い,1,1,1-トリクロロエタン,トリクロロエチレン,テトラクロロエチレンの濃度変動データを得た.このほかにもジクロロメタン,1,1,2-トリクロロトリフルオロエタン(フロン113),クロロホルム,四塩化炭素,ジクロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素及び30種の炭化水素が検出された.
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