Application of the palatal ramp in a reconstructed mandibulectomy patient

2008 
症例の概要 : 患者は70歳女性, 左側下顎骨区域切除術, 腓骨再建術を施行, 義歯不適合を主訴に再来院した. 健側下顎骨は患側・後方に偏位, 上下顎の十分な咬合接触は喪失し, 患側への側方運動時に大きく前方へ移動した. 上顎にパラタルランプを付与した義歯を製作, 習慣性咬合位での偏位した下顎に対応する咬合接触, 両側性平衡咬合を付与し良好な機能回復を認めた.考察 : 両側下顎頭の残存症例, 下顎骨再建症例は機能障害が小さいとされるが, 臨床的な問題点は認める. 各症例の形態・機能的問題点を十分に検査し, 検討することが重要である.結論 : 本症例は, パラタルランプによる安定した咬合, 適切なガイドが機能回復に有効であった.
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