Canine partial liver transplantation from living donors.

1988 
Living donorを用いた部分肝移植実験はdonor確保や移植のタイミングを選択する上で有用であり, イヌを用いた実験で以下の成績を得た. 肝左葉 (左中心葉, 左外側葉) を移植片とした場合, azathioprine群では44例中10例が7日以上生存したが, 全例肝不全で死亡しその最長生存は8日であった. 一方, ciclosporin群8例中5例が7日以上生存し, その最長生存は40日であった. ドナーの生存実験では15例中8例は3週以上生存し, 生体内選択的肝左葉灌流は臨床的に応用可能と考えられた. 今後, 免疫抑制療法と感染症対策が長期生存のキーポイントであると思われた.
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