A CASE OF RETROPERITONEAL EXTRASKELETAL OSTEOSARCOMA PRODUCING BONE MARROW

2007 
症例は50歳, 男性. 10年前, 盲腸癌に対し右半結腸切除術を施行された. 8カ月前より右下腹部異和感を自覚し, PET-CTにて石灰化を伴う後腹膜腫瘍を指摘された. 入院時所見では右側腹部から右鼠径部にかけて15cm大の硬い腫瘤を触知し, 骨シンチにて骨化した腫瘤と判断された. 骨外性骨肉腫を疑い, 開腹手術を施行した. 手術所見では後腹膜に骨化した腫瘍を認め, 右精巣静脈に腫瘍栓を形成していた. 右外腸骨静脈と強固に癒着しており, 右精巣動静脈, 右外腸骨静脈を合併切除した. 病理所見では腫瘍細胞が不整な骨, 類骨組織を産生しており, 骨外性骨肉腫と診断された. 腫瘍中央部では成熟骨と骨髄形成を認めた. 脈管浸潤のある骨肉腫の予後は非常に不良と言われている. 本症例は免疫療法を施行されていたが, 術後3カ月目に局所, リンパ節再発を認めた.
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