A CASE OF LOCALIZED CASTLEMAN'S DISEASE OF THE MIXED TYPE IN THE MEDIASTINUM

2006 
縦隔発生の限局型Castleman病は, hyaline vascular typeがほとんどで, plasma cell type, mixed typeは稀である.症例は19歳,男性.健康診断にて胸部異常影を指摘された.血液検査では貧血とCPRの上昇を認めた.胸部CTでは上部前縦隔の気管右側に4cm大で造影効果のない内部均一な腫瘤を認めた.胸部MRIではT1強調像で筋肉とほぼ同一, T2強調像で筋肉よりやや強いintensityを示し,辺縁のみが造影された.以上より気管支嚢胞を疑い,胸腔鏡下に腫瘍切除術を施行した.摘出標本は淡黄色充実性腫瘤で,組織学的には,リンパ濾胞の過形成,濾胞周囲に内膜の肥厚した血管の増生とともに形質細胞の増生を認めた.以上から, mixed typeのCastleman病と診断した.血液検査異常は術後に正常化した.稀なmixed typeの限局型Castleman病の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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