A CASE OF ADVANCED GASTRIC CANCER WITH PARA-AORTIC LYMPH NODE METASTASIS RESPONDING TO NEOADJUVANT CHEMOTHERAPY WHICH LEADS TO A PATHOLOGICAL COMPLETE RESPONSE

2008 
症例は67歳,男性.腹部大動脈周囲リンパ節を含む多発リンパ節転移を伴う進行胃癌を認め,根治切除困難と考え,5-Fu 500mg+CDDP 10mg/day投与(day1~5,8~12),2週休薬を2コース施行した.さらに,TS-1 120mg/dayを21日間投与とCDDP 40mg/dayをday8,15,22に投与した.原発巣は肉眼所見で潰瘍瘢痕となり,生検では癌細胞は検出されなかった.リンパ節腫大はCT上完全に消失した.奏効度CRと判断し,幽門側胃切除術+リンパ節郭清(D2+No.16のサンプリング)を施行した.術後病理組織学的診断では胃および摘出リンパ節に癌細胞は認められず,組織学的効果判定Grade3と判断した.術後は,TS-1の内服(4週内服2週休薬)を1年行い,現在術後2年経過にて再発の徴候はない.大動脈周囲リンパ節転移陽性進行胃癌に対する術前化学療法が有効で根治手術が可能であった1例を経験したので報告する.
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