不連続変形法(DDA)における数値減衰特性に関する研究

2010 
不連続変形法(DDA)において,ブロック間の接触時にはブロックの貫入が生じないように接触ばねが導入される.この際,個別要素法(DEM)と違い,ダッシュポットによるエネルギーの減衰は生じないが,数値積分法に起因した数値減衰が生じる.本論文では,DDAの接触時の挙動をシンプルに表現した1次元の自由振動問題を例に挙げ,ニューマークβ法による数値減衰特性の評価方法をまとめ,DDAによる衝突時の数値減衰特性評価について整理した.また,3次元剛体球DDAを用いて1次元場での衝突解析を行い数値減衰の評価を行った.その際,ニューマークβ法のパラメータについて感度解析を行い,DDA解析による衝突解析時の数値減衰特性と解の安定性および解析精度に与える影響を評価した.
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