Isolation and classification of intracellular symbiotes from the rice brown planthopper, Nilaparvata lugens, based on analysis of 18S-ribosomal DNA
1993
トビイロウンカ (Nilaparvata lugens) 卵より形態的に異なる7グループの酵母様共生微生物が分離された. これらの酵母株から全DNAを抽出し, これを鋳型としてPCR法により18S-rRNAをコードするrDNA領域を増幅し, 増幅されたDNAを比較することによってこれらの酵母の分類を試みた. PCRのプライマーとしては, 18S-rDNAの生物間で保有性の高い領域を用いた. PCRの結果, 6グループからは約1600塩基対の, 1グループからは約1300塩基対のDNA断片が増幅された. 次に増幅されたDNAを5種の制限酵素で切断したところ, 各グループでの切断パターンはそれぞれ異なっていた. これらの結果から, この7種の酵母株は分類学的に別種に分類されることが明らかとなった.
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