分析試薬としての4-(2-チアゾリルアゾ)レゾルシン誘導体
1975
4-(2-チアゾリルアゾ)-2-メチルレゾルシン(TAR-2Me),4-(2-チアゾリルアゾ)-5-メチルレゾルシン(TAO)及び4-(2-チアゾリルアゾ)-6-エチルレゾルシン(TAR-6Et)を合成し,酸解離定数,各種金属イオンとの反応性,銅キレート生成定数などについて検討した.TAR-2Me,TAR-6Etは多くの金属イオンと反応し,TARと同様の性質を示す.銅のキレート滴定の指示薬としてTARと同様優れている.TAOは金属イオンとの反応性が小さく,銅,水銀,パラジウム以外の金属イオンと定量的に反応するpH範囲は比較的狭い.
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