A STUDY ON NEW JOINT SYSTEM FOR GLULAM TIMBER BEAMS BY PRESTRESSING
1999
近年, 木材の特性をさらにグレードアップする有効な手段として開発された集成材は, 構造材料として急速に発展し海外ではもちろんのこと国内の実績としても土木における橋梁分野から大空間構造物 (ドーム) 等の建築に至るまで適用範囲が拡大し, 大規模化しつつある. 集成材を構造部材とした場合の基本的な問題点としては, 部材接合方法がある. 現状において集成材の接合方法としては, 鋼板を用いたボルト結合などいくつかの手法があるが, 接合面における大型荷重伝達, 耐久性, 施工性, 美観性, 経済性等, 総合的に各方法を評価すると必ずしも全てを満足していない場合がある. 本研究は, 集成材接合部の強度をプレストレス導入による摩擦接合により確保する新しい工法を提案し, 集成材の長尺化に対する適用可能性について検討するものである.
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