読みのヴァージョン (3) : 作者écrivainへの接近

2018 
本稿は,国語科の「読むこと」の授業過程を“パフォーマンス課題-評価”の教育評価過程と捉え,コンピテンシー育成に向けてパフォーマンスの「質」,ひいては認知プロセスの「質」を問う一般評価基準の観点を検討する考察の第3稿である。「読むこと」におけるパフォーマンスの「質」には,“読み”の型(=読み方)が深くかかわっている。ここでは,第1稿でモデル化した“読みのヴァージョン”の第3ヴァージョンを踏まえて,テキスト形成の言語過程における作者(言語行為主体=「著作家ecrivain」)に接近する“読み”を取り上げ,これにそくした観点試案を提示した。
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