Intrathecal baclofen 療法とボツリヌス療法を併用し痙性歩行が改善したKrabbe 病の1例
2015
Krabbe 病は進行性の対麻痺を特徴とするライソゾーム病であり,根本的な治療法はない.病態が悪化し縮が増強すると,歩行障害など日常生活動作(ADL)が低下する.われわれはintrathecal baclofen(ITB)療法およびボツリヌス療法を併用し,縮を軽減させることで歩行能力が向上したKrabbe 病の1 例を経験したので報告する.
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