ラベル化剤、ラベル化された糖鎖試料の調製方法、糖鎖の分析方法及び化合物の分解抑制方法

2015 
本発明のラベル化剤は、式:X-W(ここで、X及びWは1価の基を表す。)で表され、糖鎖のアルデヒド基と結合可能な基を有し、糖鎖をラベル化してMALDI-TOF質量分析するためのラベル化剤であり、式:R(%)=A/B×100(ここで、Aは、加湿処理後の前記ラベル化剤を用いてラベル化した糖鎖試料のMALDI-TOF質量分析で検出され、加湿処理前の前記ラベル化剤を用いて前記糖鎖試料と同じ糖鎖試料をラベル化した試料のMALDI-TOF質量分析で検出されない、分解した前記ラベル化剤に由来するピークの高さを表し、Bは、前記ピークに対応する、分解していない前記ラベル化剤に由来するピークの高さを表し、前記加湿処理は、温度35~37℃、相対湿度80%以上の条件下で15時間静置する処理である。)により算出されるRが1.5%以下となる基Wを有する。
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []