New Modified Starch for Surface Size Press

2006 
99年より当工場において新たな要員効率化工事がスタート,その他の新設,改造などの大型計画工事から2,000ループに及ぶ計装機器の増設が予想された。それに伴い計器用空気の消費量が大幅に増加することからコンプレッサ増設の検討を余儀なくされた。しかし設置費用は莫大であり何とか運転台数を増やすことなく対応ができないか検討し,徹底した配管の洩れ,無駄な消費をなくすことで03年その実現を見た。しかし,コンプレッサ運転台数は変わらず電力削減も無いことから表向きには何の変化もなく,成果はさほど評価されなかった。その後,工場の更なるコスト削減対策の推進もあり,これを契機にコンプレッサ運転台数の削減に向け新たな取組みを開始した。その結果,年間200万kWhの電力と7万7千tの冷却水量削減を実現した。本稿では空気源の最適管理に向けリスクの回避を含めた取組みについて述べる。また,消費空気量削減に大きな役割を果たし,耐振構造や安定制御に向け共同開発を行ったSP研究所製のバルブポジショナも合わせて紹介する。
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