The Clinical Effect of “Binaural Supremental Telephone Communication System”

1998 
1993年に高度難聴者を対象に電話両耳聴システムを試作し, これを用いて電話によるコミュニケーション指導を行ってきた。 今回, このシステムを使用した高度難聴者に, アンケートを用いて本システムを使用する以前の電話使用状況を検討した。 さらに指導を実施した21名に対して, 本システムの使用感と指導前後の電話使用状況を検討した。電話両耳聴システムの特徴は, 1) 両耳で聞くこと, 2) 補聴器の外部入力端子から電気的に入力することである。アンケートの結果は, 電話を使用していたものは31名中8名と少なく, そのうち100dB以上は2名であった。 また, 電話両耳聴システムを使用してコミュニケーション指導を行った21名中16名は電話での会話が可能となった。
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