CONDITIONAL SAMPLING OF CONVECTIVE BOUNDARY LAYER TURBULENCE IN A STRATIFIED FLOW WIND TUNNEL

1997 
任意の風速・温度分布の成層流を再現できる新型風洞によって対流境界層を再現し, 流れの乱流計測と条件付き解析を行った. 温度時系列を検出信号としてVITA法により秩序構造を条件抽出し, プルームによる熱・運動量輸送特性を検討した. 1) 接地表層では対流プルームによる強い高温上昇流 (warm updraft) と壁面乱流が卓越し, 低温下降流 (cold downdraft) はゆるやかで, そのスケールは小さい, (2) 混合層では, 急速な高温上昇流 (warm updraft) によって大部分の熱・運動量が輸送され, 低温下降流 (cold downdraft) の輸送量は小さい, (3) 連行領域では, 上層へのプルームの貫入 (penetrative convection), すなわち低温上昇流 (cold updraft) が主に貢献している, などの特徴が明らかにされた.
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