4.残肝容量不足の解決法──門脈塞栓術かALPPSか?:a)門脈塞栓術
2017
拡大肝切除を安全に施行するための肝の血流改変手技の分野において,門脈塞栓術(PVE)とALPPSの有用性が国内外のさまざまな場で比較,議論されているが,門脈塞栓術が通常,一期的肝切除の前処置として用いられることが多いのに対し,ALPPSは二期的切除の亜型であり,これらを単純に「残肝容量不足の解決法」というくくりで議論することは困難である.本稿では両者の利点・欠点をふまえたうえで,これらを実臨床においてどのように位置づけ,どのように選択すべきであるか議論を行う.
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