小学校高学年の跳び箱運動「首はね跳び」につながる,学習モデルの開発
2016
本研究は,「首はね跳び」につなげるための学習モデルの開発を目的としている。本年度は,台上で行う「首はね跳び」の前段階として,頭越しの回転を含む腰の沈み込みのあるはね動作を獲得するための下位教材として,「前転ブリッジ」に焦点を当てて研究を行った。
本研究により,「首はね跳び」に必要な腰の沈み込みのあるはね動作を獲得するためには,アンテナブリッジで腰の沈み込みのあるはね動作を獲得した後に,前転ブリッジにおいて頭越しの回転を含む腰の沈み込みのあるはね動作を獲得する学習モデルが有効であることが分かった。また,前転ブリッジにおいて腰の沈み込みのあるはね動作を獲得するためには,前転のスピードコントロールを意識させる学習が必要になることが明らかとなった。
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