AN OBSERVATIONAL PREDICTION METHOD OF BACK-FILL SETTLEMENT IN EXCAVATION WORK

2001 
掘削工事では, 周辺地盤や構造物の変形が施工に対する大きな制限となる. 掘削工事では施工方法, 手順など施工時の条件によって地盤の挙動が異なるため, 周辺地盤などに与える影響を予測することが容易ではない. 現状では, 周辺地盤の沈下をいくつかの簡易予測手法や有限要素法による解析結果から推定を行っているが, 施工時の条件を事前に正確に模擬し, 予測することが非常に困難である. 各施工ステップにおける変形を新たな入力データとして用いる情報化施工においても, 解析手法が煩雑であるという問題がある. 本研究は, 実際の現場で計測されたデータから得られた周辺地盤の沈下量やその発生位置, 掘削深さから, 次の掘削ステップ以降における沈下量を容易に予測する手法を提案するものである.
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