A Case of Renal Arteriovenous Fistula Due to Blunt Trauma Treated with Coil Embolization
2012
要 旨:腎動静脈瘻(AVF)は,腎生検によるものは多く報告されているが,鈍的外傷によるものは比較的まれである。症例は61歳,女性。腎動脈瘤を疑われ紹介受診となった。転落し右背部を強打した既往がある。臍部右側に血管雑音を聴取し,軽度の尿潜血を認めた。腎動脈造影で2個の瘤が造影され,その後に下大静脈が早期に造影されるため,瘤形成を伴う腎AVFと診断した。治療はコイル塞栓術を施行し,合併症なく良好に経過している。コイルを含めた血管内治療デバイスの進歩により,AVFに対する塞栓術の適応が広がると思われる。
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