Effects of Filtering Velocity and Dust Concentration on Pressure Drop Parameters in a Bag Filter.
2004
物性の異なる3種類の粉体によるろ布圧損の実験結果から, バグフィルターの圧力損失パラメーターである比抵抗αと汚れろ布抵抗ζdに対するろ過速度uと含塵濃度cの影響を求めた.粉塵層の空隙率が 0.5以上で形成される粉体の比抵抗αは, ほぼろ過速度の1/2乗に比例して増大し, 含塵濃度の1/3乗に比例して減少した. また, ろ布圧損のモデル式とKozeny-Carman式に基づき, 比抵抗の実験値から求めた(1-e)/e3の値を粉体物性と運転条件を用いて相関し, 得られた相関式より比抵抗αの実験式を与えた.α=1.15×1011(Dv/Ds)3Dv-3/4ρs-2/3c-1/3u1/2μ1/2本実験式は,比抵抗 αの実験値を±25%の誤差で推算できることを示した.一方, 汚れろ布抵抗ζdは, ろ過速度と含塵濃度の影響はほとんど見られず, 各粉体ごとに一定値を示した.ろ過操作中の比抵抗のろ過速度変化に対する依存性を考慮した場合,多室バグフィルターの圧力損失値は,依存性を考慮しなかった場合のそれより僅かに大きな値を与えた.しかし,両者の圧力損失の時間変化挙動にはあまり影響を与えないことが分かった.
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