STATISTICAL INVESTIGATION ON HABITABILITY FOR AYU

2007 
アユは日本の内水面漁業において経済的価値の高い魚の1つである. そのアユの漁獲高は近年減少傾向にある. しかし, その明確な原因が解明されていないのが現状である.そこで, アユが豊かに生息する河川を構成する要因についての考察を行った. 本研究は, 全国の42の一級河川の流域面積, 幹川流路延長, 平水流量, DO, pH, SS, COD, BOD, 大腸菌群数, 豊水流量と平水流量の比などのデータを用いてクラスター分析および主成分回帰分析を用いて, アユの生息適性を支配する因子の抽出を試みたものである. その結果, アユの漁獲高の予測式を提案し, さらに, アユの生息限界がBOD=3mg/L, SS=14mg/Lであることを推定した.
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