Clinico-pathological study of cholangiocellular carcinoma.

1989 
病理組織学的に診断された肝内末梢型胆管細胞癌13例の臨床病理学的検討を行った. 超音波で発見された例は85%でそのうち55%が無症状であった. 血液検査ではcarbohydrate antigen19-9の異常高値を50%の症例に認めた. 病理組織学的検討では, 11例が管状~ 乳頭状腺癌で他の2例は嚢胞状腺癌であった. 超音波, computed tomography, 血管造影では腺癌を示唆する所見が得られたが, 特に造影CTでは末梢肝内胆管の拡張 (46%) と, 早期の腫瘍辺縁の染まり (80%), 晩期のperipheral low density (50%) が特徴的であった. 以上より肝内胆管細胞癌の早期診断には50歳以上を対象とした超音波によるスクリーニングが不可欠であると考えられた.
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