First experience with peripherally inserted central catheter for head and neck chemotherapy

2012 
末梢挿入型中心静脈カテーテル(peripherally inserted central catheter; PICC)は従来の中心静脈カテーテルよりも簡便かつ安全であり,本邦でも普及しつつあるが,頭頸部領域での使用は少ない。今回,2009年12月より6ヶ月間で40回PICC挿入を行ったのでその初期使用経験を報告する。PICC挿入は末梢静脈ルートを確保するのと同程度の負担で施行できる印象である。気胸や血胸のような重篤な合併症は見られず,安全なルートと考えられた。留置後の合併症はカテーテル関連血流感染が初期の1例に見られ,静脈炎や血栓症は見られなかった。PICCは頭頸部癌化学療法を施行するうえで非常に有用と思われる。
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