DEVELOPING THE 3-DIMENSIONAL FLOW MODEL USED IN THE DATA ASSIMILATION SYSTEM AND VERIFICATION OF OCEAN SEQUESTRATION TECHNIQUE OF CARBON DIOXIDE

2002 
地球温暖化は自然の営みに基づく変動よりも更に速い速度で気候変動を招く恐れがあり, 人類にとって最も脅威となる問題の一つと考えられている. 近年温暖化対策の一つとして二酸化炭素の海洋隔離技術が注目されている. この技術は, CO2を直接海洋の中深層に注入し, 海洋中に溶解・吸収させることを目的としたものである. 本研究ではデータ同化手法を用いた海洋循環モデルを構築し, 表層・中深層流動場の妥当性を検証したが, 再現性は良好であった. その後, 流動場の計算結果を使用して太平洋上での二酸化炭素の海洋隔離の可能性をCO2の挙動予測数値シミュレーションによって検討した結巣, 二酸化炭素の海洋隔離は1000m以上の深い水深で行う必要があることが確認された.
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