ガイドラインを受けた取り組み④：市立病院の例：外来化学療法室の一般看護師が取り組んだ曝露対策

当院は秋田県の県南に位置する，15 診療科，病床数229 床の自治体病院である．　「患者さんに優しい病院」を目標に行われた2011 年の増改築に伴い，外来化学療法室は5 床で新設されスタートした．当院はがん拠点病院ではないが，2015 年における入院化学療法は551 件，外来化学療法は834 件であった．　2015 年に「がん薬物療法における曝露対策合同ガイドライン」（以下合同ガイドライン）を受けて，当院で行った取り組みについて紹介する．