高崎研2号加速器(3MeV,25mA電子加速器)の概要と電子線出力特性

1982 
昭和53年3月に高崎研究所に設置した電子加速器"Dynamitron"について、装置の概要と電子線出力特性の測定結果をまとめた。この加速器は高電圧発生回路に、優れた負荷特性を有する並列給電方式多段整流昇圧回路を用いた装置で、出力範囲は、加速電圧1.0~3.0MV、ビーム電流0~25mAで、最大走査幅は60cmである。電子線出力特性として、電子エネルギー校正を3つの方法で行うとともに、電子流蜜度分布、試料中の深部線量分布を測定した。その結果をもとにして加速器の運転条件を決定し、線量率、線量率分布、照射処理速度などの出力データを照射パラメーターとしてまとめた。
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