2.腸切除vs 狭窄形成
2014
Crohn病の狭窄病変に対する手術療法には腸切除術と狭窄形成術がある.両術式を比較すると,術後再発率は狭窄形成のほうが高い傾向にあったが,手術部位の再発はむしろ狭窄形成のほうが少ないとの報告がある.また術後早期合併症は両者で同等であった.狭窄形成の術式間では,もっとも頻繁に行われるHeineke─Mikulicz法より,ほかの術式で有意に再発率が低かった.いずれにせよ,エビデンスレベルの高い研究が少ないため,術式間の優劣は今後の検討を要する.
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