リンパ球性漏斗下垂体後葉炎の診断マーカー 抗ラブフィリン3A 抗体

2018 
リンパ球性漏斗下垂体後葉炎(LINH)は,病理所見で漏斗部および後葉に主にリンパ球が浸潤する慢性の炎症像が認められ,中枢性尿崩症を呈する疾患である.LINHは中枢性尿崩症を呈するgerminoma などとの鑑別が困難である.我々は,血中抗ラブフィリン3A 抗体がLINH の有用な診断マーカーとなることを見いだした.
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