ACURACY OF CERVICAL AUSCULTATION FOR DETECTING DYSPHAGIA IN HEAD AND NECK CANCER PATIENTS

2001 
頭頸部腫瘍術後嚥下障害に対する頸部聴診法の判定精度を明らかとするため, 頭頸部腫瘍患者の頸部より検査条件を規格化して検出した嚥下時産生音を対象として, 嚥下障害の有無について音響特性の臨界値による判定および聴覚による判定の精度を検討し, 以下の結果を得た。1. 嚥下音 (159音) の持続時間の臨界値 (0.79秒) による判定とVF所見との判定一致率は77.3%であった。2. 嚥下後呼気音 (194音) における0~250Hz帯域の補正音圧レベルの臨界値 (25.3dB) による判定とVF所見との判定一致率は77.3%であった。3. 嚥下前の呼気音・嚥下音・嚥下後の呼気音からなる44サンプルについて, 6名の検者による聴覚的判定とVF所見との判定一致率は83.5%であった。
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