Fluorescent antibody studies on the distribution of antigens in Fasciola sp. with specific antisera against antigens of agar-gel precipitates.

1979 
肝蛭の成虫から抽出した粗抗原とそれで免疫した家兎血清を用い, ゲル内沈降反応を実施したところ, 2本の沈降線が形成された. 2つの抗原物質(沈降線)のそれぞれに対するmono-specific antiseraを作製するために, 平板寒天より個々に沈降線を切り出し家兎を免疫した. この技法により作製された免疫血清は, 平板寒天内で粗抗原と反応したとき, 元来の沈降線に一致した1本の沈降線を形成した. これらのmono-specific antiseraを用い間接蛍光抗体法をおこなった. その結果, 2つの抗原物質のうちの1つは, 主に肝蛭成虫の角皮下筋層と角皮下細胞に, また他の1つは排泄管に局在していることが明らかとなった.
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