A New Technique in the Mesh Repair of Parastomal Hernia

2009 
ストーマ傍ヘルニアの新しい手術治療として,メッシュによる修復術が注目されているが,感染や癒着·腸管損傷などの合併症も指摘されている.今回,合併症防止のための工夫を行ったメッシュによる修復術を報告する.症例は,左下腹部のS状結腸単孔式ストーマ保有者.感染防止のためストーマから離れた皮切による腹腔内アプローチとし,癒着防止かつ強度保持のための2層メッシュに,腸管貫通穴を作製した.これにより,腹膜·筋膜間の剥離を必要とせず,貫通腸管の損傷も防止しながら,強度を保った修復が可能となった.また,腹壁瘢痕ヘルニアの同時修復も可能であった.本方法は,全身状態の良いストーマ傍ヘルニア症例に良い適応と考えられた.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    10
    References
    4
    Citations
    NaN
    KQI
    []