焼結鉱の製造方法、焼結用原料の製造方法、造粒粒子、および焼結鉱
2004
【課題】良質鉄鉱石以外の鉄鉱石を用いた場合であっても、造粒した際の粒径を大きくすることができ、かつ焼結過程で生成する融液の流動性を向上させて、冷間と熱間の両方の通気性を改善し、焼結鉱の冷間強度を優れたものにすること。 【解決手段】鉄鉱石を含有する核粒子51の表面に、鉄含有物質および必要に応じてSiO 2 含有原料を用いて第一の被覆層52、石灰石および固体燃料系原料にて第二の被覆層53を順次形成して造粒粒子50とし、造粒粒子50を焼結して焼結鉱50aを製造する際に、第一の被覆層52に用いられる鉄含有物質は、気孔率が20%以下、または気孔率が20%以下かつAl 2 O 3 含有率が2.1mass%以下であり、核粒子用の鉄鉱石は第一の被覆層52に用いられる鉄含有物質よりも気孔率が高いか、または気孔率およびAl 2 O 3 含有率のいずれかまたは両方が高い。 【選択図】図9
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