A prostate cancer —only complaint is left neck mass— A case report
2010
頸部リンパ節腫脹を唯一の主訴とする前立腺癌症例を経験した。症例は73歳男性。主訴は1か月前からの頸部リンパ節腫脹。リンパ節の生検にて腺房細胞癌と診断し,全身検索を行ったが,明らかな原発巣は不明であった。左頸部郭清術を施行後,外来にて経過観察を行い,再度,原発巣検索のための諸検査をすすめるも,患者が希望せず,術後10か月目に再度の全身検索に同意した。FDG-PETにて前立腺集積,PSA高値のため,前立腺癌を疑い,同部の生検を行ったところ,前立腺と頸部リンパ節の組織型が,一致したため,頸部リンパ節は前立腺癌の転移と判明した。その後,ホルモン療法を施行し,現在,PSAは正常化,頸部リンパ節の再発を認めていない。
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