Lung Area Extraction from 3-D Chest X-Ray CT Images Using the Shape Model Generated by Variable Bézier Surface

2000 
あらまし 3次元胸部X線CT像からの肺野領域抽出は,CT画像による肺がん等の計算機診断を行う上で重要 な機能である.従来の肺野領域抽出法では,病変が胸壁及び縦隔に接触して存在する場合には,それが原因で,抽 出される肺野領域に欠損が生じるという問題があった.本論文では,このような問題に対処するため,形状モデル を用いた肺野領域抽出法について述べる.具体的には,肺野の輪郭形状をベジエ曲面でモデル化し,それをアフィ ン変換及びActive Contour Modelに基づく変形操作によって個々の入力画像の肺輪郭面に適合させる.モデルを用 いることにより,上記のような病変による肺野領域の欠損を良好に補正できることが期待される.実験では,本手 法を実際の3次元胸部X線CT像に適用し,上記のような病変部が存在する症例に対しても良好に肺野領域を抽出 できることを示す. キーワード 3次元胸部X線CT像,肺野領域抽出,形状モデル,ベジエ曲面,active contour model
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