ANALYTICAL STUDY ON SEISMIC PERFORMANCE OF SHEET PILE AT THE CORNERS OF BULKHEADS OF WASTE DISPOSAL SITE

2005 
海上に建設される廃棄物処分場では, 処分場内汚水の場外流失を防止するために, レベルII地震動にも耐えられる設計の遮水構造が必要とされる場合がある. 遮水構造の設計はこれまで技術的困難性のため, 2次元断面での解析でしか行われていないので, 護岸隅角部での耐震性能は確認されていない. 本研究では, 鋼矢板を使った遮水構造を採用している廃棄物処分場を解析モデルとして設定し, 並列計算手法を用いた大規模3次元動的有効応力解析を採用することで, 直交する護岸と遮水矢板のモデル化を同時に行い, レベルII地震動作用時の護岸隅角部の挙動と, 遮水矢板に発生する応力状態を明らかにし, 隅角部が遮水矢板の面内せん断応力が最もクリティカルな応力状態になることと, 遮水矢板の遮水能力を明らかにした.
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