[The 1982 revised criteria of American Rheumatism Association for the classification of systemic lupus erythematosus: a review of 126 patients].

1985 
当科126例のSLE群と, 70例の非SLEリウマチ疾患群においてARA新旧両基準について検討した. SLE群の臨床症状では関節炎90%,蝶形紅斑62%が多く, Tanらの報告と比較すると新基準では漿膜炎が低頻度である以外に有意差はなかつた. ARA新基準に加えられた項目では,抗核抗体99%,抗DNA抗体83%と高かつた. Sm抗体は陽性率26%であるがLE細胞やBFPと同様に特異度はきわめて高かつた. ARA基準の平均陽性項目数はSLE群では旧基準5.40項目,新基準5.61項目であり, 4項目以上陽性症例の割合はそれぞれ88.1%, 96.8%と有意に増加が認められた.対照群の特異度は98.6%から95.7%と減少したが有意差はなく,新基準は感度に勝ることが示された.
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